緩和ケアとは
「生命をおびやかす病気による問題(痛みや苦しみ)に直面する動物と
そのご家族に対して、適切な治療・ケアを行うことによって、
痛みや苦しみを予防し、和らげることで、
クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を改善すること」を言います。
緩和ケアとは、治らないと言われた動物たちの痛みや苦しみを和らげるものであり、
動物たちとご家族に残された時間を少しでも良い時間にするためのものです。
- 「根治が見込めない」「予後が悪い」と診断された、ワンちゃん・ネコちゃんの在宅治療のお手伝いをいたします。
- 残された時間を少しでも良い時間に出来るように、色々な方法のご提供とバックアップをいたします。
- 動物やご家族に負担にならない範囲で、苦痛を和らげる方法を探していきます。
- コミュニケーションを十分にとることで、動物やご家族の気持ちに寄り添います。
当院では、
- 回復や根治が見込めないと言われたけど、何かしてあげたい。
- 病気の子に対して、どうしてあげたらいいか分からない。
- お家で出来ることを知りたい、介護のやり方を教えてほしい
- 大切な子の病気に対する悩みや不安で疲れてしまった
このような方はご相談ください
しっかりとお話をうかがい、出来る限り対応させていただきます。
痛みのケアについて
当院では痛みのケアを大切にしております。
痛みは、動物にとってストレスになるだけでなく、痛みによる様々な働きにより、実際に病気や術後の回復を遅らせます。
痛みを適切に取り除くことによって、動物のストレスを緩和し、回復力を高めてあげることができます。
対応する痛みの種類
- 術中・術後の痛みの緩和
- 処置時(痛みを伴う場合)の痛みの緩和
- がんの痛みの緩和
- 関節の痛みの緩和
- その他(外傷・じょく創など)の痛みの緩和
などに対して、適切な疼痛緩和を行います。
局所麻酔や鎮痛剤、麻酔薬を上手に組み合わせることで、
驚くほど痛みやストレスを緩和することができます。
詳しくはお問い合わせください。